路線バスの乗り方教室
令和6年6月11日(火)、福井県立南越特別支援学校で高等部1年生の生徒を対象に路線バスの乗り方教室を実施し、17名の生徒たちが2グループに分かれて体験しました。
実際に運行している路線バス(ノンステップバス)1台を南越特別支援学校の玄関に配置し、ノンステップバスは低床で補助スロープなどが整備されており、車いすを利用している生徒もスムーズに乗降できることを学びました。
生徒たちは実際に整理券を取ってバスに乗り、降車時には降車ブザーを押して、手帳を提示してから運賃を支払うまでの流れを体験しました。今回は、福井鉄道の路線バスで交通系ICカードが利用できるようになったことを受けて、ICOCAを使った乗降の疑似体験をしたり、デジタル障害者手帳ミライロIDについても学びました。
バスは、学校から約2㎞(往復約8分)離れた万葉菊花園まで周回して、実際の路線バス乗車に近い体験をしました。運賃を支払うときは、療育手帳を提示すると通常料金の半額になることを学び、運賃箱に現金を入れたりICOCAでの決済を疑似体験しました。